普天間問題 日米合意ふまえ地元負担軽減を重視

2010年06月07日 11:00

 菅直人民主党新代表は4日午後6時から行った代表就任記者会見で、普天間飛行場の移設問題について「日米間の合意を踏まえ、その上で、沖縄の負担軽減を重視しながら、腰を据え取り組んでいきたい」と語った。

 沖縄訪問の考えについては「私自身、何度も沖縄には出かけており、基地もみたことがある。必要があれば出かけて行くが、今の段階で、行くかどうか断言するのは早すぎる」と相応の準備ができた段階で考える姿勢を示した。

 菅代表は「沖縄の歴史についても理解を深めていきたい」とし、沖縄県民の心情を汲む姿勢を示した。一方で、日米合意について「日米合意は国と国との合意であり、民主党として、鳩山政権の下で合意したことであり、しっかり引き継いでいく責任がある」とした。
(編集担当:福角忠夫)