COP10に向けて、小中学生から「エコとわざ」を募集

2010年05月24日 11:00

 国連が定めた「国際生物多様性の日」である5月22日、全国の小中学生から、”いろいろな生き物と一緒に生きる”ことを表現する創作ことわざ「エコとわざ」の作品募集が開始された。

 この「『エコとわざ』コンクール」を主催するのは、キリンビール(キリンホールディングス <2503> )や積水ハウス <1928> など環境をリードする企業として環境省から認定を受けている「エコ・ファースト企業」による自主運営組織「エコ・ファースト推進協議会」。同協議会は、国際生物多様性年に当たり、しかも、10月に名古屋市でCOP10が開催される本年度は、生物多様性を推進する様々な事業を計画している。

 その第一弾となる、今回のコンクールは、小中学生から生き物に関することわざを広く募集し、審査・表彰するというもので、COP10パートナーシップ事業にも認定されている。今年の9月に名古屋市で開催される「生物多様性 公開シンポジウム」の中で入選作品を発表し、続いて10月の「メッセナゴヤ2010」にて表彰式を実施する予定となっている。

 主催者である「エコ・ファースト推進協議会」では、このイベントを通じて、小中学生やその親世代に生物多様性の保全へ向けた意識をより一層高めてもらうとともに、「エコ・ファースト制度」の認知度アップを図ることで、COP10の成功に向けて貢献していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)