ミサワホーム <1722> は、高性能・高品質の鉄骨系ハイブリッド住宅に、ライフスタイルの変化にあわせて自分流に楽しみながらカスタマイズできる企画型住宅「HYBRID CRIE」を、2010年4月9日より、全国(北海道、沖縄県及び多雪地域を除く)で発売する。
1975年の国家プロジェクト、新住宅供給システム「ハウス55計画」のもと、同社は多機能素材PALCとカプセルユニット構法の技術開発を推進。1981年に鉄骨系ハイブリッド住宅の原点となる「ミサワホーム55」の商品化の成功に至ったという。
同社は2007年に創立40周年を迎えたことを機に、商品ブランド体系を見直し、木質系の高級注文住宅”CENTURY”、フリー設計住宅”GENIUS”、企画住宅 “SMART STYLE”、鉄骨系の”HYBRID”という4つのブランドに再構築。そのなかでもベースプランを元に豊富なアイテムをセレクトしていく企画住宅”SMART STYLE” シリーズは好評で、様々なタイプの商品を開発し、ラインアップを充実させている。
今回発売する「HYBRID CRIE」は、HYBRID版”SMARTSTYLE”に位置づけた、HYBRIDシリーズの企画型住宅。ハイブリッド住宅ならではの高性能・高品質を活かし、かつコストメリットを追求したハイ・コストパフォーマンスな住まいとして登場する。ベースプランの絞り込みによる効率設計、「スリットジョイント」の拡大など様々な省資材・省部材設計の実現や、部材の積載効率化・輸送効率化の実施、SMART STYLEシリーズに採用しているアイテムを取り込むなど、様々な要因でコストダウンを可能にし、企画型住宅ながらも間取りや外観、インテリアのこだわりなどを自由にカスタマイズでき、家事をサポートする設計や家族の絆を深める工夫も随所に組み込まれている。
近年の不況下において不動産業界は低迷が続いているが、何世代も暮らすことができる永年的な住宅は各社売り上げを伸ばしている。「HYBRID CRIE」は、20~30代中盤のキッズファミリーをメインターゲットとし、34坪~38坪の2階建タイプ20プラン(反転含む)を用意。年間100棟の販売を目指すという。
同社は今後も、環境保全に貢献しながらユーザーの快適性を向上させ、更に先進技術をフルに活用させた住まいを提案していく構えだという。
(編集担当:宮園奈美)