東急ハンズ、Twitterと連携し、リアル店舗の在庫を簡単検索

2010年03月10日 11:00

 東急ハンズは、消費者がインターネット上で実際の店舗在庫が検索できるサイト「コレカモネット(korekamo.net)」の実証実験を3月8日から31日までの期間限定でスタートした。

 「コレカモネット(korekamo.net)」とは、140文字以内に自由につぶやくことができるソーシャル・ネットワーク・サービス「Twitter」風の商品検索システム。同サイト内で、欲しい商品をつぶやくとカモ型在庫検索ロボット「コレカモさん」がおすすめ商品と取り扱い店舗、在庫状況を答えるというサービスだ。さらに、Twitter上で@korekamo宛にメッセージを送ることで、Twitter上での回答の確認が可能となる。

 これらは、経済産業省による「ITとサービスの融合による新市場促進事業(e空間実証事業二次公募)」において、同社が委託先として選定されたことで実現。最近話題の「Twitter」と連携し、リアル店舗の在庫情報を対話形式で気軽に検索ができるという、従来には無かった新しい形のサービスとして注目が集められている。また、参加企業が増えることで、ブランドの偏りを防止していくという。

 3月末までの実証実験終了後もさらにサービスは継続予定。また、将来的には「取り置きサービス」や「配送サービス」などの機能を追及していく見通しである。
(編集担当:山下紗季)