犯罪容疑者 整形での逃走を利用し逮捕へ

2010年03月02日 11:00

 犯罪容疑者が整形手術をして逃走を続けるケースを活用し、整形外科医師の団体と警察庁が協力。容疑者が美容外科医院などに現れたら同医院が通報し、逮捕に結びつくよう捜査協力する協定がこのほど結ばれ、3月1日、両者の間で協定への取り組みがスタートした。

 警察庁と協定を結んだのは社団法人日本美容医療協会とNPO法人日本美容外科医師会の2団体で、2団体の会員は1021人。

 警察庁は2団体に対して指名手配の容疑者に関する顔写真などの情報提供を始めた。これに基づき、医院側は容疑者が現れたら通報するなど逮捕に協力する。
(編集担当:福角忠夫)