後期高齢者医療制度改革で夏に骨格示す 首相

2010年02月03日 11:00

 鳩山由紀夫首相は2月2日開かれた衆議院本会議で、志位和夫日本共産党委員長が「後期高齢者医療制度の速やかな廃止を」との質問に答え、同制度への取り組み姿勢として、民主党が掲げたマニフェストの通り「後期高齢者医療制度を廃止するという原則は守る」と答えるとともに、現在、同制度改革会議を設置し検討中であり「夏には骨格を示す」と答えた。

 民主党はマニフェストで「後期高齢者医療制度並びに関連法は廃止する。廃止に伴う国民健康保険の負担増は国が支援する」と訴えてきた。
(編集担当:福角やすえ)