自公 政党助成法改正へ成案めざす

2010年01月25日 11:00

 自民党と公明党は共同して、政党助成金の返納逃れをなくすための政党助成法改正法案を今国会に提出。成案を目指している。

 これは「解散を決定した政党が政党助成金の残金を他の政治団体に寄付するなどの行為を禁止すること」により、返納逃れをできなくするというもの。

 自民党は昨年の通常国会で衆議院に法案を提出し、公明党と社会民主党の賛同を得て、可決したものの、解散に伴い廃案になったことから、今回、改めて衆議院に法案を再提出した。

 自民党は「(現行法には)政党解散時に(政党助成金の残金を)国庫に返納する主旨の規定があるが、他の政治団体に寄付すれば返納逃れができる」と法改正の意図を説明している。
(編集担当:福角忠夫)