ベネッセ、肌ざわりにこだわったベビー服の通信販売を開始

2009年12月29日 11:00

ベネッセコーポレーション <9783> は25日、同社のの生活事業ブランド「BenesseLifeSmile」にて、オリジナルのベビー・子ども服の通信販売を2010年1月より開始すると発表した。

 「BenesseLifeSmile」は、「生地の安全性」「肌ざわり」などの素材面と、子どもに服を着させるママ・パパの使い勝手の良さなどの機能面を重視し、開発されたベビー・子ども服のオリジナルブランド。  素材面では、肌が敏感なベビー・子どもに「肌ざわりがよい素材を」とこだわりぬき、コットンの中でも最高級ランクのピマコットンに着目。ピマコットンは栽培条件が厳しいため、生産量は世界の綿生産量の5%程度と希少価値の高い繊維だが、同社が原料の段階からの交渉を重ねた結果、今回、低価格での販売が可能となった。

 また、機能面ではママモニターの声を活かした商品開発を実施。たとえば「乳幼児は着せ替えの際にじっとしていないため、ホックのかけ間違いをしやすい」という体験談をもとに、かけ間違えないようにポイントとなるホックに色付けするといった工夫がされている。さらに子どもが汗をかきやすい首回りや腕回りでしっかり汗を吸収できるような裁断、乳幼児の手足の動きに配慮した形状にも工夫を重ね、子どもの成長に沿ったサイズ展開をラインナップしている。

 同社の通販サイト、ベネッセショッピングモールではこれまで妊娠・出産期、子育て期の商品を広く取り扱ってきたが、本格的なオリジナルのベビー・子ども服の販売は今回が初めてとなる。「BenesseLifeSmile」では、子どもの成長に合わせたベビー肌着・洋服、子ども向け肌着・洋服のラインナップとして「ピマコットンシリーズ」を、今後本格的に展開していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)