招致成功に意欲 ワールドカップで平野官房長官

2009年12月09日 11:00

 平野博文内閣官房長官は、8日、来年12月に開催地が決定する2018年と2022年開催のFIFAワールドカップサッカー大会の日本招致について「閣議で了解した」と語るとともに「わが国でワールドカップが開催されれば、国際親善やスポーツ振興等に有意義である。何としても大会招致の成功に向けて必要な協力を行っていきたい」との意向を語った。

 また、日本サッカー協会会長で、日本招致委員会委員長の犬飼基昭氏は閣議了解を受けて、「昨日、各省庁の副大臣と政務官による第1回会議が行われ、その冒頭で話をする機会をいただいた。その席で、ワールドカップは世界のビッグイベントという認識をしているので政府としてもサポートを考えているという主旨の発言もいただき、今日の閣議了解を得られるという感触を持つことができた。本日、閣議了解を得られて良かった。これで正式に招致活動をスタートでき、自治体に対しても具体的な働き掛けができる。是非とも日本に持ってきたい。これからが勝負だ」との談話を発表した。

 FIFAワールドカップサッカー大会には日本のほか、アメリカ、イングランド、インドネシア、オーストラリア、オランダ&ベルギー、カタール、韓国、スペイン&ポルトガル、ロシアが招致活動を展開している。
(編集担当:福角やすえ)