日産自動車株式会社 <7201> は、人気車「ラフェスタ」の仕様を向上し、2009年12月15日より全国一斉に発売する。
「ラフェスタ」は、排気量1800~2300ccクラス、全高1670mm以下の3列シート国産車のなかでは人気の高い車種。最小回転半径(5.1m)と良好な視界による運転のしやすさや「環境対応車普及促進税制」による減税措置にも適合する高い燃費・環境性能、2リッター「MR20DE」エンジンとCVTの組み合わせによる力強い走行性能などが好評を得ている。
今回の仕様向上では、ユーザーより人気の高い装備を標準設定することで「ラフェスタ」の魅力をさらに高めながら買いやすい価格を設定。あわせて「20S」「20G」のグレード名称をそれぞれ「JOY X」「JOY G」に変更したという。
「JOY X」は、従来の20Sに対してオートスライドドア(助手席側)と両側スライドドアオートクロージャーを標準装備としながら価格設定は低額に。また、「JOY G」は従来の「20G」に対してアルミホイールを標準装備とし、インスト部の色味を変更することによりインテリアの質感を高めた。また、4WD車は寒冷地仕様を標準設定するなど装備の充実を図っている。
同車は本年4月から施行されている「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合。自動車取得税と自動車重量税が2WD車で50%、4WD車で75%減税される。
日産は減税措置に適合する車種を”「Nissan ECO」(通称:ネコ)シリーズ”と総称。「ラフェスタ」を含む18車種がその対象となっている。今後も軽自動車・商用車を含む本減税措置に適合する車種の幅広いラインアップをユーザーに提供。さらなる拡販を目指していく構えだという。