カメラユニット「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」は、APS-Cサイズ(23.6×15.7ミリ)の有効1230万画素CMOSセンサーと35ミリ換算50ミリ F2.5-22の新開発8群9枚構成「GR LENS」、画像処理エンジン「GR ENGINE Ⅲ」を搭載。
リコー <7752> は、レンズ交換ができるデジタルカメラで、世界最小・最軽量となるユニット交換式カメラシステム、「GXR」を開発に成功し、12月上旬より発売することを発表した。
「GXR」の最大の特長は、ボディ内部に撮像素子を持たず、「レンズ、撮像素子、画像処理エンジン」が一体となったカメラユニットをボディにスライドイン・マウント方式により着脱できること。つまりレンズと同時に撮像素子も交換してしまうということになる。最近はオリンパス <7733> のE-P1やパナソニック <6752> のGF?1など、レンズ交換式のコンンパクトなデジタルカメラが人気を集めているが、これらのライバル商品とは一線を画す、レンズ交換ができる画期的なユニット交換式カメラシステムとなっている。
この新開発のユニット交換式カメラシステムは、カメラユニットを交換することで、ボディは113.9(幅)×70.2(高さ)×28.9(奥行き)ミリというサイズの、レンズ交換可能なデジタルカメラとしては世界最小・最軽量なボディを実現。撮影シーンに応じた最適な組み合わせで撮影が可能になる。背面液晶は3型(92万画素)で、記録メディアはSDメモリーカード(SDHC対応)、さらにAVI形式の動画撮影も行える。
実売価格は、本体が5万円前後、24~72ミリレンズ付で有効画素数1000万のカメラユニットが4万円前後になると予測されている。(編集担当:北尾準)