バンダイ、戦国武将がモチーフの大人のランチボックスを発売

2009年11月13日 11:00

 バンダイは、戦国武将をイメージしたデザインをあしらったランチボックス『戦弁当』を、2009年11月下旬より順次発売する。

 『戦弁当』とは、歴史上の人気武将「真田幸村」、「直江兼続」、「伊達政宗」をイメージしたランチボックス。フタには、各武将の家紋や代表的な言葉などをモチーフにしたデザインがあしらわれているという。

 ラインナップは男性用が1段タイプと2段タイプの2種類、女性用は2段タイプの1種類。なお、男性用の2段タイプは、幅205mm×長さ97mm×高さ93mmとビジネスバッグにも収納できるスリムなサイズ。デザインは各3種となっている。色は、戦国の甲冑をイメージした黒を採用。場所を選ばない、大人のランチボックスに仕上がっている。

 また、どのランチボックスも、油汚れが落ちやすい防汚剤クリンベルを添加。また、フタをはずして電子レンジで加熱することも可能だ。主な販売ルートは、全国の大型雑貨店・スーパーマーケット・量販店の家庭用品売り場を予定している。

 現在、節約志向が強まる中、若い男性を中心に、職場へお弁当を持参する方が急増。また、テレビドラマをはじめとし、戦国時代をモチーフにしたゲームや商品が若い女性層に人気を得ている。

 バンダイは2006年10月より「バンダイキャラ弁.jp」というホームページを立ち上げ、主にキャラクターをモチーフにした「キャラ弁」のアイディア・レシピを紹介。今後は『戦弁当』を使用し、”歴史”や”戦国武将”にまつわる「キャラ弁」レシピもホームページ内でご紹介する予定だ。

 本来、バンダイの主なターゲットは、キャラクター好きの3~6歳の小さな子供が中心。しかしこの『戦弁当』は20~40歳向けの男性・女性に発売。若い層を中心とした新しい顧客層を開拓していこうとする同社の戦略が伺える。
(編集担当:宮園奈美)