日米両首脳が電話会談 未来志向で関係強化へ

2009年11月11日 11:00

 平野博文内閣官房長官は10日、記者会見で、同日朝、12分間にわたって、鳩山由紀夫首相とオバマ米大統領が電話会談し、今週に予定されている日本での日米首脳会談について「未来志向の日米関係の強化に向けた会談にしよう、ということで両首脳が一致した」と電話会談の内容を紹介した。

 日米両首脳は、特に、アジア太平洋地域での課題、アフガニスタン支援や気候変動など、国際的な課題について、日米で協力をすすめるため意見交換する方針で一致した、としている。

 また、電話会談では、オバマ米大統領からアメリカテキサス州陸軍基地での銃乱射事件発生のため、訪日日程を変更せざるを得なくなったことに説明があったことを受け、鳩山首相は、お見舞いの意を伝えるとともに、理解を示し、アジア歴訪で最初に我が国に来られることを歓迎したと説明した。
(編集担当:福角忠夫)