パナソニック、アラサー世代に向けて新家電シリーズを展開

2009年10月28日 11:00

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パナソニックが、11月より順次展開する、アラサー(Around30)のシングル世帯をターゲットにした生活家電「NIGHT COLORシリーズ」。夜の家事をサポートする機能を搭載し、サイズやデザインにもこだわった新シリーズとなる。

 パナソニックは26日 <6752> は、「夜の家事のパートナー」をコンセプトにした、30歳前後の世代に向けた生活家電「NIGHT COLORシリーズ」6製品を11月より順次発売すると発表した。

 近年、都市部においては、男女ともに晩婚化進んでおり、20代後半から30代前半のいわゆるアラサー(Around30)のシングル世帯が増加する傾向にある。同社の社内プロジェクトから生まれた、アラサー世代をターゲットにしたマーケティング「パートナー。Panasonic」では、仕事や遊びに忙しく、家事の時間が夜間や休日に限られる者が多いこの層は、20代前半のシングル層と比べ、効率的に家事ができる機能を家電に求めていると同時に、デザイン性も重視する傾向が強いとしている。

 そこで、今回の「NIGHT COLORシリーズ」では、夜の家事をサポートする機能を搭載。また、1人暮らしのマンションでも置きやすいサイズや、質感にこだわったシンプルなデザインにするなど、「家事時間の短縮・手間の軽減」「快適な空間づくり」といった、アラサー世代のニーズに応える製品となっている。

 このような同社のアプローチは、フルスペックである必要はないけれど、しっかりとした基本性能、そして何よりもデザイン性を求めているアラサー世代の消費心理をどこまで刺激するか注目したい。
(編集担当:北尾準)