環境省は動物の愛護や適正管理の推進に功績のあった5名と1団体を9月25日、環境大臣表彰する。
動物愛護管理功労者として表彰される人の中には、神奈川県でボランティア組織「新しい飼い主を探す会」を3人で立ち上げ、里親探しを行って、これまでに5000匹以上の犬や猫の命を救ってきた神奈川県横浜市在住の森田トヨ子さん(70歳)をはじめ、ペットフード安全法の制定や外来生物法の制定などに尽力した横浜市在住の大矢秀臣さん(66歳)らが含まれている。
森田さんは横浜市などと共同で地域の催事などがあった際に、ブースを開設し、不妊去勢手術や適正飼育などの啓発活動にも努めてきた。また、大矢さんは動物の愛護と適正な飼養及び管理について普及啓発するための指導者「愛玩動物飼養管理士」約9万4000人を養成・輩出し、日本愛玩動物協会の役員として、協会の基盤確立、発展に貢献したことも評価された。このほかの受賞者は次のみなさん。小池智幸さん(新潟県長岡市、61歳)。杉山公宏さん(静岡県熱海市、75歳)。深井克巳さん(長野県下諏訪町、70歳)。社団法人熊本県獣医師会菊池支部。
(編集担当:福角忠夫)