武田薬品工業 <4502> は、次世代育成支援推進法に基づき、厚生労働省・大阪労働局より、「仕事」と「家庭」の両立を支援する企業としての認定マーク「くるみん」を取得したことを発表した。
「くるみん」とは、厚生労働省が認定した従業員子育て支援事業者への認定マークの愛称。政府・地方公共団体・企業などが一体となって、未来の社会を担う子供が健やかに生まれ、育成を図ることを目的とした法律「次世代育成支援推進法」に基づき、子育て支援活動などで一定の基準を満たした事業者のみ使用が認められる。「次世代認定マーク」「次世代育成支援マーク」とも呼ばれている。
同社では、2007年4月1日から2009年3月31日までの間、「第二期行動計画」を策定し、出産・育児にかかわる諸制度の啓発、育児関連諸制度・仕組みの構築、所定外労働時間の削減および年次有給休暇の取得促進を進めてきた。
今回の認定マーク取得は、そのような取組みが評価されたもので、「第一期行動計画(計画期間:2005年4月1日~2007年3月31日)」に基づく2007年の取得に続き、2回目となる。
同社では今後、「第三期行動計画(計画期間:2009年4月1日~2012年3月31日)」の策定・実行にも取り組んでいく予定。ライフスタイルに合わせた働き方を可能にするための選択肢を増やし、より働きやすい職場環境の整備を積極的に進めていく方針だ。
(編集担当:北尾準)