マツダ <7261> は28日、2009年6月および上半期(1月-6月)の生産・販売状況について発表した。
まず生産に関しては、国内では、乗用車、商用車ともに前年実績を大きく下回る結果となった。6月の実績は68,735台で前年同月比-28.4%、上半期で見ると280、058台で前年同期比-50.5%となっている。主要車両の国内生産(1月-6月)は、「アクセラ」が134,396台(前年同期比-34.6%)、「デミオ」は59,282台(同-41.5%)となった。
海外生産では、上半期では前年同期実績を27.5%下回ったものの、6月は乗用車の好調に推移したことにより、前年同月実績を34.5%と大きく上回っている。特に、「アテンザ」が11,646台(前年同月比+46.5%)、「アクセラ」が5,352台(同+264.3%)と好調さが目立つ結果となった。
一方、販売に関しては、国内販売は総需要が減少する中で乗用車と商用車ともに減となり、6月単月では前年同月比-9.7%、上半期では前年同期比-29.3%と前年実績を下回ったが、主要車種「アクセラ」の販売実績が前年同月比+116.2%となっており、好材料も伺える結果となっている。
海外への輸出は、乗用車、商用車とも大幅に落ち込み、6月実績は前年に比べ37.4%減、上半期では54.0%減となった。
(編集担当:北尾準)