トヨタ自動車＜7203＞は２８日、アジアの子供たちを対象に実施した「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」の表彰式を開催。最優秀賞１名、２等賞１３名、及び３等賞３１名の合計４５名の作品が選出された。表彰式には最優秀賞と２等賞の受賞者が出席、石井克政専務取締役から表彰を受けた。
同コンテストのテーマは「あなたの夢みる未来社会のクルマ」。応募は”安全”と”環境”の２テーマから選択でき、子供たちが自由な発想で絵を描くことにより、夢を持つことの楽しさや大切さを実感できる。また同時に、クルマファンの子供達を増やす機会を創出することも大きな目的だという。今回、日本を含めたアジア１２カ国の地域から約１９０００点の応募があった。
表彰式には最優秀賞と２等賞の受賞者が出席。受賞者に表彰を授与した同社の石井克政専務取締役は「作品から皆さんの夢のスケールの大きさに大変感銘を受けた。一人一人の夢がクルマの将来だけでなく、地球の将来にも大きく関係していくだろう」と述べ、子供たちの夢が豊かな社会づくりへ繋がる期待感を示唆。受賞者たちは、式典終了後に副賞である『トヨタ白川郷自然學校』での１泊２日の宿泊体験旅行へ出発し、国際交流を深めると共に日本の自然を体験するという。
同社は「社会から信頼される良き企業市民」となることを目指し、また豊かな社会づくりとその持続的な発展のため、グローバルな社会貢献活動を展開。２００４年から開催している同コンテストもその活動の一環として恒例のイベントとなっている。
なお、今回の最優秀賞と２等賞の全１４作品は、２００９年７月２８日から８月３１日まで、トヨタ会館１階エントランスホールに展示される。また、３等賞も含めた全受賞作品は、同社ホームページ内の「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」というサイトにて鑑賞することができるという。
(編集担当:宮園奈美)
