太陽光を活した発電事業へ調査開始

2009年06月25日 11:00

 昭和シェル石油と昭和シェルソーラーはサウジアラビアの国営石油会社・サウジアラムコとサウジアラビア王国内で太陽光を活用した小規模分散型発電事業について調査を開始する。

 調査は今後行う基礎調査を経て太陽光発電のパイロットプラントを建設し、小規模独立型電力系統(マイクログリッド)への繋ぎ込みなどの技術検討を行い、その結果を受けてサウジアラビア国内で本格的な事業化へ移行する計画。

 サウジアラビアは経済基盤の多様化を積極的に進める方針を固め、その取り組みとして太陽光発電の導入を進めることを決定。推進には世界最大の原油生産者、輸出者であるサウジアラムコに委ねている。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)