セイコーエプソン(6724)グループ、ASUSブランドのノートPCを販売

2009年06月18日 11:00

 セイコーエプソン <6724> グループのエプソンダイレクトは、台湾のASUSTeK Computer Incが世界市場向けに開発したノートPCの新モデル「ASUS F52A」の日本国内向け販売を担当。2009年6月30日より受注を開始する。

 ASUSTeK Computer Inc.は、マザーボードやビデオカードなどのパソコン向けパーツをはじめ、ノートパソコンやPDA、携帯電話などの開発販売を行っている台湾の総合電機メーカー。その開発部門は世界的にも有名で、ノートパソコン、光学ドライブ、ブロードバンドモデムの分野では、常に世界で上位10社にランキング。また、日本においては2008年にネットブックのシェア1位(BCNランキング調べ)、マザーボードのシェア1位(BCNランキング調べ)を達成している。

 これまで同社は、自社PCブランドであるEndeavorシリーズでBTO(Build To Order: ご注文時に仕様を選択する方式)によりお客様の多様なニーズに対応してきた。今回、より幅広いニーズに応えるために、世界市場で豊富なノートPCラインナップを展開するASUSノートPCの中から、EndeavorノートPCには無い特長を持つモデルを取り扱うことにした。

 取り扱いを開始する「ASUS F52A」は、アスペクト比16:9の15.6型ワイド液晶ディスプレー、高品位スピーカー、独立テンキーを搭載するなどEndeavorノートPCには無い特長を備えたモデル。ワイド液晶ディスプレーや高品位スピーカーによるコンテンツ再生などはパーソナルシーンで楽しめるのが特徴だ。また、ワイド画面の広い作業領域と独立テンキーを活用した効率的な入力作業などはビジネスシーンでも活用できるという。

 日本国内におけるアフターサービス・サポートはASUSからの委託を受け、エプソンダイレクトが実施。万が一の故障の際でも「1日修理」(標準保証の期間内または定額保守契約期間内であれば修理センターに着荷した翌日までに修理を完了し返送するサービス)など、現在高い評価をいただいているサービス・サポートを提供する体制を整えていく。

 エプソンダイレクト株式会社では、今後も市場の声を反映し、自社ブランドの開発はもちろん、他社との連携も視野に入れた商品展開を実施。最新の仕様を取り入れた商品を低価格で提供していく方針だ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:宮園奈美)