パナソニックCom、ネットワークカメラの新製品2機種を発売

2009年06月09日 11:00

 パナソニック コミュニケーションズは、高画質のメガピクセルイメージセンサーと、高画質のままズームできる「EXズーム機能」を搭載したネットワークカメラの新製品2機種を8月25日より発売する。

 今回発売されるのは「BB-HCM715」(屋内用)と「BB-HCM735」(屋外用)で、両製品は130万画素のイメージセンサーだけでなく、圧縮率の高い動画圧縮規格であるH.264を採用することで、ネットワークへの負荷を抑えつつ、高画質な動画像をスムーズにモニタリングすることを可能にしている。

 また、従来のデジタルズームでは拡大倍率に応じて画質が劣化してしまうが、元画像の画質のまま拡大処理を行うことで画質を劣化させることなくズームできる「EXズーム機能」を搭載することにより、モニタリング画質の大幅な向上を実現。これまで高機能な光学ズームを搭載したネットワークカメラでないと実現できなかったレベルの、よりクリアな拡大画像でのモニタリングが可能となった。

 さらに、屋外設置用の「BB-HCM735」では、JIS C 0920準拠、IP55相当(防塵・防噴流型)の防塵、防水性能を確保し、4画素加算機能による低照度対応(0.3ルクス-、カラーナイトビューモード:0.07ルクス-) なので、様々な環境下での活用が期待できる。雨水などが直接当たる場所でも、カメラを覆うハウジングを施すことなく設置できるのでコストも削減。あらかじめ登録されたポジションを定期的に巡回するプリセットシーケンス機能なども装備されている。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:藤原伊織)