長崎県佐世保に大規模風力発電設備

2009年05月21日 11:00

 クリーンな上に、相対的に低コストが図れることから注目される風力発電を大規模開発し、運営していこうという取り組みが長崎県佐世保市で始まる。

 これは、日本風力開発がグリーンパワーと長崎県佐世保市宇久島での大規模風力発電設備開発と運営についての「基本協定書」を締結することを同社取締役会で決めたことから具体化した。

 日本風力開発とグリーンパワーは共同出資によりSPC(特別目的会社・発電所名は宇久島風力発電所)を設立し、宇久島に出力10万キロワットの風力発電所を共同開発し、運営する。風力発電設備は2000キロワット×50基を計画。運転開始は平成25年3月を予定。

 来春に平成22年度新エネルギー等事業者支援対策事業における補助金交付申請を行い、採択の決定後事業を開始する。また開発は3段階に分けて行う予定で、段階的に運転を開始する計画。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)