中高級ワインの輸入販売業者であるファインズは、4月1日から、イタリアワインの新ブランド「ケージ・マッツェイ」を導入した。
同ブランドは6世紀に渡ってワインの生産を行っている由緒ある家系であるイタリア・マッツェイ社の商品。「キャンティ・クラシコ」生産地区の中心に位置するトスカーナ州カステッロ・ディ・フォンテルートリ村を拠点に生産されている。そのため生産者たちは、ワインが同地区の世界的ベンチマークとなり、イタリアワイン醸造の評価基準になることを目指している。
都内で行われた試飲セミナーの講師を勤めたマッツェイ氏は、同村以外にもシチリア南東部に位置するジゾラとトスカーナ南西部の海岸地域マレンマに位置するベルグァルドの2つを新たに開拓。古代土着品種や一般に認められていない品種の開発も行っている。「今後はマレンマ地区を世界的にすばらしいワイン生産地としていきたい」と語った。
同ブランドのラインアップは全8種類。価格は2320~1万2500円となっている。(情報提供:エコノミックニュース 編集:山下紗季)