世襲議員の制限をマニフェストに 民主党

2009年04月28日 11:00

 民主党の政治改革推進本部(本部長:岡田克也副代表)は4月27日、党本部で第2回総会を開き、世襲議員の制限について「現職の国会議員の3親等以内の親族が当該議員と同一選挙区から連続して立候補することを党内のルールで禁止すること」で了承。党のマニフェストに盛り込む。

 野田佳彦同本部事務局長が総会終了後の記者会見で、党内としてのルールについて了承されたと報告した。

 また、政治と金の問題では、第1回総会で、「一定期間後に、企業団体の寄付やパーティー券購入を全て禁止すること」を了承したが、その一定期間については「1年、3年、5年の中で、いずれかを決める」としていた案件では、この日の総会で「5年以内」とすることを確認した、とし、「具体的には本日の意見を踏まえて政治改革推進本部の役員会、党の執行部と改めて協議していくことになった」と語った。また、「岡田本部長は、できれば今国会中に法案成立を図るところにまで持っていきたい」と意欲を見せたとしている。