富士重工業は街乗りを中心に「クルマと一緒の日常生活をより楽しみたい」という要望に応える新型コンパクトカー スバル デックス(DEX、排気量1300CC)を11月13日から全国のスバル特約店を通じて市場に出した。
デックスのコンセプトは『スクエア ユーティリティ コンパクト』。デックスはスピーディさ、スマートさをイメージした、「Dexterity(デクステリティ)器用さ、機敏さ」の造語。
デックスには使用頻度の高い装備を充実させた、求めやすいベーシックモデルの「1・3i」のほか、オートエアコンやアルミホイールなどを装備した上級仕様のコンフォートモデルの「1・3i-L」。精悍なエアロパーツやMOMO製本革巻ステアリングを装備したスポーティモデルの「1・3i-S」がある。
全車に、EBD(電子制御制動力配分)付きABSを採用し、安定した制動性能を実現。緊急時にブレーキペダルの踏み込む力が弱い場合でも高い制動力を発揮させるブレーキアシストを装備。また、全車が平成17年低排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)の認定を取得。2WD車は平成22年度燃費基準を達成している。そのほか、室内に揮発性の少ない部材や接着剤を使用し、鼻、のどなどへの刺激の原因とされるホルムアルデヒド、トルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)の削減を図った。
デックス「1・3i」は143万8500円から。ボディカラーはパール・ホワイト、ブラック・マイカメタリック、ブライトシルバー・メタリック、ダークレッド・マイカ、ダーク・メタリックの5種。