「邸別生産方式」で生産コストを削減

2008年08月20日 11:00

 エス・バイ・エルは住宅用パネル等の建築部材を建築工程の必要なタイミングで供給し、在庫や物流のコスト削減を図る「邸別生産方式」を9月から本格的に導入する。

 邸別生産方式は、従来のロット生産から邸別生産に移行させることにより、必要最低限の生産コストで済むうえ、邸別に必要な部材のみを購入、まとめて現場に搬入することから物流倉庫規模を縮小でき、業務の効率化による経費削減に繋がる。

 同社は、邸別生産方式の本格的導入は、生産技術改革の一環として実施するもので、コスト削減と効率生産に向け、今後も新たな生産革新に取り組んでいく、と話している。