省エネ電気まほうびん 1日あたり11円

2008年08月07日 11:00

 象印マホービンは、スーパーVE構造に省エネセンサーを搭載したVE電気まほうびん「優湯生(ゆうとうせい)CV―PZ型2機種(2・2Lと3・0L)を9月11日から発売する。

 CV―PZ型は、内容器と独立した真空断熱層で内容器からの熱の逃げを防ぐスーパーVE構造で保温時の電気代を大幅に削減することができるうえ、沸とう・保温温度・空だきを感知するポットの底についたセンサーに加え、ヒーターの熱の影響を受けない容器の側面上部に「省エネセンサー」を設置。この2つのセンサーにより、従来よりも正確に沸騰を検知し、沸かし過ぎによる電力の無駄を省く。2・2Lの場合、年間消費電力量は191kWhで約4200円、1日あたり約11円になる。

 メーカー希望小売価格2・2L 2万3100円(税込)、3L 2万4150円(税込)。色柄はステンレスブラウン。

 同社は「電気ポット市場はペットボトル飲料の普及や、若い世代の熱い飲み物離れなど、お湯の使用量の減少により、ここ数年減少傾向。しかし、生活者の省エネ意識の定着もあり、買い替え需要が約80%と推定される電気ポットの中で、省エネタイプの構成比は年々増加しており、平成20年度は電気ポット全体の約42%(約160万本)が省エネタイプを見込んでいる」という。