ポプラ、平成25年2月期 第2四半期決算は減益減収

2012年10月11日 11:00

 ポプラ<7601>は10日、平成25年2月期 第2四半期決算を発表した。当第2四半期連結累計期間における同社業績は、チェーン売上高45,224百万円(前年同期比5.3%減)、営業総収入28,854百万円(同3.9%減)、営業利益276百万円(同38.5%減)、経常利益296百万円(同37.3%減)、四半期純利益192百万円(前年同期実績:四半期純損失458百万円)となっている。

 経済は欧州の債務危機や円高による輸出産業の収益の悪化などにより、依然として厳しい状況で推移している。個人消費は所得の伸び悩みによる先行き不安などから防衛意識が強く、消費マインドが高まっていかない状況にあり、小売業にとっては厳しい事業環境が続いているのが現状だ。

 このような状況の中、ポプラでは中期戦略NEXTの初年度の取り組みとして、サプライチェーンの構造改革による製造物流コストダウンと、ポプラ第4次システム~新店舗POSシステムの導入。また情報系システムの再構築による既存店の販売力強化に向けたインフラ作りを推進してきた。しかしこのような構造改革による効果が一部出始めているものの個人消費の落ち込みの影響が大きく、決算は減益減収での着地となった。

 尚、平成25年2月期の業績予想については、平成24年10月2日に公表した内容から修正はないという。