蛇の目ミシン工業 生産台数5000万台達成

2008年07月24日 11:00

 蛇の目ミシン工業が1921年に家庭用ミシンの生産を始めて以来、今年7月22日で生産台数5000万台を達成した。

 同社は1970年に1000万台を達成、その後1983年に2000万台、2002年に4000万台を達成していた。

 同社の現在のミシン生産は、東京工場で刺繍機能付きコンピュータミシンを、ジャノメ台湾でコンピュータミシンから電子ミシン・ロックミシン・普及タイプミシンを、ジャノメタイランドで普及タイプミシンを生産。昨年度から、宝生ミシン製造でカバーステッチ付きオーバーロックミシンの製造を開始し、4工場合計のミシン生産台数は、年間約180万台にのぼっている。「生産累計6000万台達成に向け、価値ある商品とサービスの提供に注力し、世界の人々の豊かで創造的な生活の向上を目指したい」と同社。

 同社は1921年に創業。1936年にミシン量産工場・小金井工場(現東京工場)を設立、1969年4月にはジャノメ台湾、1988年9月にはジャノメタイランドで海外生産を開始した。