キャノンが長崎で新会社

2008年07月08日 11:00

 キャノンはデジタル一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラの生産能力を高めるため、「長崎キヤノン株式会社」を設立し、174億円を投じて、長崎県東彼杵郡波佐見町にある波佐見工業団地内に拠点を建設する。

 「同じ九州にある大分キヤノンとの連携による相乗効果が見込まれるとともに、物流面でのアクセスの良さなどの観点から、同地が最適と判断した」という。

 従業員に関しては、技術や技能を綿々と伝承していくために、直接雇用の社員を中心に、新卒および経験者を積極的かつ継続的に採用していく予定で、従業員数は1000人以上になる予定。生産工場は来年1月に着工。11月に竣工させ、12月から操業する計画。