国家戦略としてのスポーツ中間報告 自民調査会

2008年06月12日 11:00

 自民党のスポーツ立国調査会は10日、国家戦略としてのスポーツについての中間報告を了承した。中間報告は新スポーツ法の制定やスポーツ省(庁)の設置なども提言している。

 報告は「スポーツを国の元気を生み出す源泉」と位置づけ、「スポーツ立国」ニッポンを実現するための戦略として、3本の柱をあげた。(1)国をあげて競技力の向上に取り組む(2)国際競技大会の招致に国として取り組む(3)地域のスポーツ環境の整備を支援する、というもの。

 麻生太郎会長は「国威(国の威光)発揚や感動をスポーツから得られるよう、立法府として何ができるか引き続き考えていきたい」(自民党広報)と、ナショナリストらしいあいさつをした、という。