国内線から国際線へ乗継ぎ専用施設開設 JAL

2008年06月06日 11:00

 JALは6月18日から、成田空港第2ターミナルに国内線から国際線への乗継ぎ専用の出国審査場、保安検査場をオープンする。これにあわせ、国内線から国際線への最短乗継必要時間を現在の80分から60分に短縮。乗り継げる国際線も新たに11便増える。

 JALではこれまで国内線で到着した乗客は、一旦国際線出発ロビーを通過し、出国手続きをしていたが、乗継ぎ専用施設が新設されることより、国内線到着ロビーから国際線の出発コンコースに直接行けるようになり、移動距離が大幅に短縮される。そのほか、預かり手荷物の積み替えに必要な時間を短縮することで、最短乗継時間を20分短縮。

 同社はこれまでも、第2ターミナルのJALラウンジやチェックインカウンター等の施設をリニューアル。また、今年4月からは「インライン・スクリーニング・システム」を導入し、搭乗手続き前にX線検査機による手荷物検査を受けることなく直接チェックインカウンターができるなど、利便性、快適性の向上に努めてきた。