サタケは小型の米粉製造用「小型製粉機」を6月10日から販売する。
小型製粉機の処理能力は白米で1時間10kg。製粉機は(W)1110mm×(D)690mm×(H)1420mm。製粉機は、米を粗く砕く「粗砕機」と、さらに細かく粉砕する「高速粉砕機」、「ふるい」が一体となっている。希望小売価格は260万4000円 (税込)で、年間数百台の販売を目指す。
米パンの原料となる米粉は細かな粒子が必要で、これまで製粉メーカーに委託するのが常だったが、小型製粉機は、手軽に自家製粉ができるため、地元産米使用や自家製粉を売り物とした農家や道の駅、小規模なパン工場など商業施設向けで需要が期待できる。
今回の発売について「地産・地消による日本農業の活性化を支援し、米粉の利用を普及させたい」としている。また、処理能力・1時間当たり30kg(白米)タイプについても発売を計画中だ。