第7回森の聞き書き甲子園参加高校生募集中

2008年05月20日 11:00

 文部科学省と林野庁などで構成する森の聞き書き甲子園実行委員会は、森とともに生きる知恵や技を持つ森の名手や名人を訪ね、その知恵や技術、人となりを聞き書きし、記録するライター希望の高校生100人を募っている。

 森の聞き書き甲子園に参加できるのは全日制、定時制、通信制の高校をはじめ、高等専修学校、特別支援学校の高等部に在籍する生徒ら。参加希望者は7月1日までに希望動機を書いた作文(400字程度)を添えて、実行委員会事務局まで送付(詳しくは03-5366-0766)。

 参加高校生は8月上旬に決まる予定で、8月11日から14日まで東京都内の高尾の森わくわくビレッジで聞き書き研修会を実施。研修を終えた高校生は9月から12月の間に2回(原則)にわたって、聞き取りを行い、来年3月29日に都内で開かれるフォーラムで高校生の代表が成果を発表する。

 林野庁では高校生にとって、世代を超えた交流を通して、森林からの豊かな恵みやそこに暮らす人々の営み、地域の伝統・文化などについて学ぶ機会になっている、としている。今年で7回目を迎える。