韓国ミサイル射程延伸へ 具体対応を注視と防相

2012年10月10日 11:00

 森本敏防衛大臣は9日の記者会見で、韓国が米国との間で韓国の弾道ミサイル射程距離を300キロメートルから800キロ メートルに延伸することに合意したことについて、「地域の安全保障全体にどういう影響を与えるかということは、一概に良い、悪いというような問題ではない」としたうえで「韓国側が具体的な実施についてどのような検討をしていくのか、日本として注意深くフォローしたい」と述べた。

 また、森本防衛大臣は今回の米韓の合意について「米韓両国政府と安全保障上、いろいろなやり取りを行っている」としたうえで「そのやり取りの中で、米韓両国から随時、この合意の内容について説明を受けている」と説明が事前にあったことを明らかにした。(編集担当:森高龍二)