石井正三日本医師会常任理事は救急医療と搬送について、自民党の救急医療と搬送に関するプロジェクトチームのヒアリングに答え「救命措置を終えた患者を受け入れるための、後方医療機関を整備しないと救急病院が次の患者を受け入れられない」と後方医療機関の整備を急ぐ必要性を語ると共に、「一旦すべての患者を特定の施設で受け入れたうえで、患者の状況に応じて適切な医療を提供していく救急救命室のようなシステムの導入を検討すべき」との考えを示した。
自民党救急医療と搬送に関するプロジェクトチームの議員からは「自分の病院で、空床(空きベット)がいくつあるか、1時間か30分ごとにしっかり情報をあげることが重要」「診療報酬で救急医療体制を守っていくのはもう無理。国が予算を別建てで立てるべき」などの意見が出されたという。