国際組織犯罪対策への政治的取組みを強化する趣旨でG8と欧州連合の司法・内務大臣らが出席し、日本で初めて「G8司法・内務大臣会議」が東京都内のウェスティンホテル東京で6月11日から13日に開催される。
これは法務省と警察庁が共催するもので、法務大臣と国家公安委員会委員長が共同議長をつとめ、議事進行を図る。このほど、この会議の広報活動にも利用されるロゴマークが決まった。
マークは北海道洞爺湖サミットのロゴマークの隣にG8司法・内務大臣会議のロゴマークを並べたもので、警察庁と法務省では「地球を表す青色をイメージカラーに、会議名称の英語表記を使用した」としている。また、その下のラインは「東京からみた富士山と東京タワーを表しており、日本の首都での開催を強く印象付ける工夫を施したもの」という。
ロゴマークは同会議関係者や物品の識別、儀礼上の目的、会議参加者、一般国民や諸外国への広報に使用される。
なお、昨年はドイツで開催され、テロ対策をはじめ知的財産権の保護、児童の性的搾取対策、移民問題、アフガニスタンにおける麻薬対策などが議論された。