国交省が独禁法違反3社に不当利得返還請求提訴

2008年03月31日 11:00

 国土交通省は自動車検査機器の入札にからみ、独占禁止法に違反して課徴金納付命令を受けたイヤサカ(東京都文京区)など3社に対し、合わせて4億8349万8506円(利息は含んでいない)の不当利得返還請求を3月28日、東京地方裁判所に起こした。

 請求金額はイヤサカに対して2億2147万6412円。バンザイ(東京都港区)に対し1億2641万308円。アルティア(東京都品川区)に1億3561万1786円。

 3社は平成9年4月1日から平成13年2月21日までの間で独占禁止法に違反する行為により不当に利益を得たとして、公正取引委員会から平成14年6月18日に課徴金納付命令を受け、確定していた。