平成21年歌会始のお題が「生」と定められた。「生」の文字を使用していれば「一生(いつしやう)」のように「しやう(しょう)」と読んでも、「生(い)く」、「生(い)きる」、「生(う)む」、「生(お)ふ」のように訓読しても差し支えない。
詠進歌は、お題を詠み込んだ自作の短歌で一人一首とし、未発表のものに限る。詠進期間は9月30日まで。郵送の場合は当日消印有効。郵送は「〒100-8111 宮内庁」とし、封筒に「詠進歌」と書き添える。
書式は半紙(習字用の半紙)を横長に用い、右半分に題と短歌、左半分に郵便番号、住所、電話番号、氏名(本名、ふりがなつき)、生年月日、職業(なるべく具体的に)を縦書きで書く。無職の場合は「無職」と書く(以前に職業に就いたことがある場合にはなるべく元の職業を書く)。 主婦の場合は「主婦」と書く。用紙は半紙。毛筆で自書する。海外から詠進する場合は用紙は随意で毛筆でなくてもいい。病気や身体障害のため毛筆で自書することができない場合は代筆(墨書)でいいが、代筆の理由、代筆者の住所及び氏名を別紙に書いて詠進歌に添えること。本人がワープロやパソコンなどを使用して印字する場合はこれらの機器を使用した理由を別紙に書いて詠進歌に添える。視覚障害者は点字で詠進してもいい。