年金相談待ち時間 1時間以上5人に1人

2008年03月14日 11:00

 社会保険庁の年金相談窓口に対する利用者の満足度は全体として58・3%が満足、25・2%がやや満足と83・5%までが「やや満足」以上の評価をしていることが同庁が1月に実施したアンケート調査で分かった。昨年1月時点の調査結果に比べると満足で9・3ポイントマイナスとなり、やや満足は3・5ポイント増えていた。結果、やや満足以上は1年前に比べ5・9ポイント減少していた。不満とした回答も1年前の0・2%から0・7%に0・5ポイント増加しており、その大きな要因は「待ち時間」にあることも浮かび上がっている。前回調査では1時間以上の待ち時間は6・3%だったのに対し、今回は20・0%と5人に1人が1時間以上、順番待ちになっていた。つまり、1時間以上待たされた利用者の場合、相談窓口での相談に対する満足は38・7%と5分未満の待ち時間で相談に入った利用者の満足(77・4%)の回答に比べ、半数にも満たないことからも裏付けられている。同庁では「待ち時間が1時間を超えない対策が必要だ」としている。

 調査は1月30日に社会保険事務所(311箇所)や年金相談センター(54箇所)、社会保険業務センターを訪れた利用者全員を対象に実施。5万66枚を配布し、3万7561枚を回収した。

  その結果、年金相談窓口の利用者2万4338人のうち、半数以上が60歳代の利用者(53・4%)となり、50歳代が20・1%、70歳代が18・0%だった。

 また、年金相談目的での目的の達成度については68・7%が満足、16・3%がやや満足、12・6%は普通、やや不満は1・7%、不満は0・7%になっていた。