文部省創建時の大臣室が見れる 文部科学省情報ひろば 3月26日オープン

2008年03月11日 11:00

 文部科学省は東京都千代田区霞が関3-2-2にある旧文部省庁舎3階展示室と1階ラウンジに3月26日、「文部科学省情報ひろば」を開設する。入館料は無料で、土曜、日曜、祝日は休館。開館時間は午前10時から午後6時まで。

  文部科学省情報ひろばは文部科学省の今と昔をテーマにしており、文部省庁舎の創建時(昭和8年)の姿に復原された旧大臣室をはじめ、教室を模した展示による我が国の教育史や時代・世相と科学技術の関わりが分かりやすいよう工夫、紹介されている。また、トップアスリートの競技記録を体感できるほか、文化庁所蔵の美術品や文化財の模型などが楽しめる。

  文部科学省では「社会科見学や修学旅行、教員を目指す学生の学習、教職員や関係分野の方の研修など、様々な場面で活用してほしい」と呼びかけている。

  なお、1階にある「情報ひろば」のラウンジは、パンフレットなどを閲覧しながら、くつろぐことができる待合スペースとして利用できるようにするほか、小規模の企画展示、サイエンスカフェ、ミニコンサート等のイベントにも利用する。