富山被災を教訓に高波災害対策検討委員会設立 第1回会合3月18日に 国土交通省

2008年03月06日 11:00

 国土交通省は高波により、去る2月24日に富山県黒部市や入善町、朝日町の下新川海岸で海岸堤防が被災し、堤防を越えた波により住民らが家屋に大きな損害をうけた事件を受け、高波災害対策検討委員会を設立。第1回会合を3月18日午前10時から同省で開く。

 委員会では高波や越波の発生メカニズム、浸水前後の避難行動や情報伝達等について検証するほか、下新川海岸における対策とともに、全国レベルでハード、ソフトの面で海岸保全や水防など減災対策のあり方を検討する。