欧州27カ国で使用が承認される

2008年02月13日 11:00

 1日1回服用のアレルギー性鼻炎治療点鼻薬「Avamys」
 グラクソ・スミスクラインplc

 グラクソ・スミスクラインplc(本社・イギリス)は成人はじめ青年(12歳以上)および小児(6歳から11歳)のアレルギー性鼻炎治療薬として、同社の点鼻薬「Avamys」(フルチカゾンフランカルボン酸エステル)が欧州連合(EU)27カ国で承認された、と1月27日までに公表した。点鼻薬「Avamys」は1日1回の服用薬で、鼻と目の両方のアレルギー症状を顕著に改善する鼻噴霧用ステロイド薬。
 欧州委員会が承認したもので、同社では「成人から小児までの季節性や通年性のアレルギー鼻炎患者さんの鼻詰まり、くしゃみ、鼻の痒み、鼻水といったアレルギー症状全体に対して優れた効果が示されており、季節性アレルギーに伴う目の充血や痛み、涙目といった目の症状全体に対しても顕著な改善効果が示された。鼻噴霧用ステロイド剤としては初めての薬剤です」と自信を示している。
 また、使用されている噴霧器は患者や医療関係者の意見を反映させて設計、開発されたもので、患者、保護者、介護者が扱いやすいように工夫されている。
 同社では「家庭や職場でアレルギー性鼻炎の症状に悩まされている6000万人に及ぶヨーロッパの人々のための新しい薬剤」と話している。

■アレルギー鼻炎についての解説(同社)
 アレルギー性鼻炎は、花粉やチリダニ、動物の鱗屑(ふけ)、カビの胞子といったアレルゲンに対する鼻腔の炎症性反応です。
アレルゲンに曝露すると数分以内に、体の免疫細胞がヒスタミンやロイコトリエンといった炎症を促す物質を放出し、鼻詰まり、くしゃみ、鼻水、鼻の痒みといった症状を引き起こすことがあります。
花粉症としてよく知られる季節性のアレルギー性鼻炎は、花粉が引き金となって起こり、ある一定のシーズン中に数週間から数ヶ月の間発現します。
通年性のアレルギー性鼻炎はチリダニ、動物の鱗屑(ふけ)、カビなどが引き金となって起こり、一年を通して発現します。