メガバンク初 インド最大手・インドステイト銀行と包括的な業務提携

2008年02月12日 11:00

 株式会社みずほコーポレート銀行

 株式会社みずほコーポレート銀行はインド最大手の銀行・インドステイト銀行(正式名:State Bank of India)と包括的な業務提携契約を締結したと1月25日、発表した。
インド国内の金融機関と包括的な業務提携を行うのは、メガバンクとしては同行が初めて。
 同行では既にムンバイとニューデリーに支店を開設しており、今回の提携でインドステイト銀行が持つインド国内の支店網や各種情報を活用したサービスを提供することができると見ており、「お客さまのインドにおける事業展開をよりきめ細かくサポートさせていただき、インドの地場企業、インドに進出されているお客さまだけでなく、進出を検討されているお客さまに対し、より良いサービスをご提供させていただくべく、サービスの高度化を推進してまいります」と話している。
 インドステイト銀行は資産規模でインド最大。インド国内に1万4000店舗強(グループ会社を含む)を持つ。大企業取引やインフラファイナンスにも強い。また、インド国外32ヶ国で84拠点を持ち、インドでの外国為替ビジネスで大きなシェアを占めている。インドの人口は11億人(世界第2位)、2006年名目GDPは7951億ドル(世界第13位)、実質GDP成長率は9.6%。インフラ整備に伴う各種大型プロジェクト等が進行し、多くのビジネスチャンスが見込まれている。