欧州での暖房事業拡大へ

2008年02月08日 11:00

 ダイキンスウェーデン社設立
ダイキン工業株式会社

 ダイキン工業株式会社は欧州での暖房事業拡大に向けて営業力を強化するため、暖房事業主体の販売会社「ダイキンスウェーデン社」を1月31日、設立した。
同社はスウェーデン王国において2010年には約38億円の売上高を目指したいとしている。
 ダイキン工業株式会社はダイキンスウェーデン社の設立に当たって、スベンスカダイキン社(Svenska Daikin AB、本社:ストックホルム市)の全株を取得し、ダイキンスウェーデン社を設立した。
 同社ではスウェーデン王国は、欧州の中でも環境への意識が高く、地下水や空気等を熱源とするヒートポンプ式温水暖房の市場では欧州第1位の先進市場と見ており、中でも同社が得意とする空気を熱源としたヒートポンプ式温水暖房機の市場は急速に拡大しており、2012年には約200億円市場(2006年比:約3倍)になると見込んでいる。
 新会社ダイキンスウェーデン社 (英文名:Daikin Sweden AB)の資本金は800万円。出資はダイキン工業株式会社の100%子会社であるダイキンヨーロッパ社(ベルギー王国オステンド市、資本金約78億円)。暖房・空調機器の販売およびアフターサービスを柱に事業展開する。