社会民主党の照屋寛徳国会対策委員長(沖縄2区選出衆議院議員)は橋本徹日本維新の会代表が大阪府知事時代の2009年に沖縄駐留米軍基地の戦闘機訓練の関西空港移転を受け入れる意思表明をしていたのに、今月開かれた新党参加希望者による公開討論会では「現段階での日米合意に基づく普天間基地の辺野古移設を容認する」と表明したことに「沖縄への裏切り」と強く批判した。
照屋氏は「府知事時代はええ恰好をし、基地負担に苦しむ沖縄に向き合うふりをしておきながら、国政進出にむけて政党要件を満たした途端に手のひらを返し、民自公と変わらぬ沖縄差別主義者に転じた。何とも情けない」と痛烈に非難した。沖縄選出の照屋氏の言葉だけに批判にも重みがある。(編集担当:森高龍二)