安倍晋三総理は2日の自民党両院議員総会で「古い自民党であってはならない」とし「消費税の問題、TPPの問題、規制改革の問題、外交・安全保障の課題。取り組むべき、解決しなければいけない、答えを出さなければいけない課題が山積している」として「大いに議論し、しかし、いったん決まったことについては一糸乱れず、前に進んでいく自民党であろう」と結束を呼びかけた。
また、安倍総理は衆参のねじれが解消された今「もう野党のせいにするわけにはいきません。問われているのは私たち自由民主党自身であるという自覚を持たなければなりません」と語り、国民との公約実現の責任は党自身にあると自覚して取り組むよう強調した。
安倍総理は憲法改正の議論についても「さらに議論を国民とともに深めていく責任は公約においてそのことを約束した私たち自身にある」とし「しっかりとそれぞれがその責任を果たしていかなければならない。ともに誇りある日本をつくってまいりましょう」と協力を呼びかけた。(編集担当:森高龍二)