防衛省で24年度中に懲戒処分を受けた隊員は908人。このうち126人が免職処分を受けた。懲戒処分は前年度に比べ24人増加。免職処分も23人の増加していた。免職の理由は私的行為にかかわるもので窃盗・詐欺・恐喝・単純横領などで74人、職務上にかかわるもので正当な理由のない欠勤で20人、業務上横領などで9人などだった。
908人のうち、自衛官が868人で前年度より35人増。事務官らは40人で11人減少した。
処分の内容は免職126人のほか、前年度なかった降任が2人、定職は前年度より7人多い418人、減給が239人(前年度より24人増加)、戒告が123人(32人の減少)になっていた。
処分を受けた理由のトップは私的な行為での非行・過失が209人で全体の23%、次いで私有車での非行・過失傷害致死など191人(21%)、正当な理由のない欠勤116人(13%)などだった。(編集担当:森高龍二)