安倍政権補完の立場で訪米 山口公明代表ら

2013年09月09日 09:53

 公明党の山口那津男代表らは連立政権のパートナーとして公明党の役割を米国政府関係者や議会関係者らにアピールするとともに、関係強化を図るため、8日、アメリカに向け出発した。

日本時間の10日に国連の潘基文事務総長と会談するほか、11日にはカーネギー平和財団で「日本の平和戦略と公明党の役割」と題し講演を行う。

 山口代表は公明党代表として10年ぶりの訪米になる。日米同盟が外交の基軸であること、日米関係を連立政権として強化する取り組みが重要であることを踏まえ、「安倍政権を補完する立場から政治交流を進めたい」との考え。

 また、オリンピックが東京で開催される意義について、山口代表は「震災から復興した日本の存在感を世界に示すことができる」。また「未来型のインフラ整備をすれば、都市機能は一段と高まり、(東京が)世界のモデルになっていく。観光の国際化をすすめることにより、地方再生のチャンスにつながり、日本全体の経済の活性化にも貢献する」との認識を示していた。(編集担当:森高龍二)