ノキア、初のタブレット端末と大画面スマホ発表

2013年10月26日 13:47

 22日、フィンランドのノキアはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されたイベントにて、ノキアにとって初めてとなるタブレット端末と、大画面スマートフォン(多機能携帯電話)のファブレットを2機種発表した。

 アブダビのイベントで発表されたのは、タブレット端末「ルミア2520」と、ファブレット端末の「ルミア1520」および「ルミア1320」だ。これら3機種とも、米マイクロソフトへの携帯電話事業売却の合意前に、開発されたものだ。

 タブレット端末「ルミア2520」、ファブレット端末「ルミア1520」「ルミア1320」の3機種ともに、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウフォン」が搭載されている。22日には、競合会社であるアップルもメディア向けのイベントにて、タブレット端末である「i pad(アイパッド)」の新しい機種を発表している。

 ファブレット端末「ルミア1520」「ルミア1320」は、6インチのディスプレイを採用しており、20メガピクセルの高解像度カメラを搭載している「ルミア1520」は、今年中に749ドルで発売される模様。「ルミア1320」に関しては、「ルミア1520」よりも価格を低く設定し、来年中の販売を予定している。

 アナリストたちの間では、これらの3機種について、「低い価格設定により、ユーザーの関心が集まる可能性は高いが、競合他社も年末商戦を見越して、新しい機種を投入してくる。それらとどう争うことが出来るかは、まだ疑問が残る」という意見がなされている。

 マイクロソフトのビジネス向けソフト、「ワード」や「エクセル」を利用することや、キーボードになるカバーを取り付けることが出来るほか、USBポートを搭載している点が、競合するアップルと差別化を図るポイントになる。

 また、ノキアは年内にもマイクロソフトによる買収が完了する予定で、統合後、マイクロソフトが持つ独自のタブレット端末「サーフェス」に対してどのような位置付けをするのか、疑問の声もある。

 2011年、ノキアはモバイル端末の基本ソフトとして、「ウィンドウズフォン」の採用を決定したが、スマホ市場におけるシェアは、アップルの「iOS」と「グーグルの「アンドロイド」がそのほとんどを占めている状態にある。(編集担当:滝川幸平)